現在、白馬(はくば)大雪渓の三号雪渓出合付近にて多数のクレバスが確認されており、崩落や転落の危険性が高まっています。
このことにより、安全なルートが確保されるまでの間は以下の区間にて通行止めとなります。
●通行止期間:2024年7月4日(木曜日)~安全なルートが確保されるまで
●通行止区間:白馬大雪渓ケルン~お花畑
※白馬岳(はくばだけ)頂上付近へは栂池からのルート、もしくは鑓温泉からのルート(上級者向け)などを通行して下さい。
※白馬鑓温泉(はくばやりおんんせん)小屋は7月13日(土)に営業開始予定です。
●7/13(土)より北ア北部遭対協による登山相談所が猿倉に開設されます。
(7/16 更新)
猿倉から鑓温泉方面、杓子沢渡渉点から長い雪渓のトラバースとなります。悪天候時などは湯ノ入沢へ引き込まれやすく、過去には遭難事故も多く発生しています。また、杓子岳方面からの落石も発生しておりますので、通行には十分ご注意下さい。
なお、大出原付近にも急な雪渓が残っていますので、軽アイゼン以上の装備をお願い致します。
<ゴンドラの早朝運行について>
上記理由に伴い、栂池ゴンドラリフトの運行時間を一部変更致します。
(期間)
7/13(土)~15(月祝)及び7/20(土)~8/18(日)
(運行開始時間)
朝6時30分より早朝営業を開始します。
<状況>
白馬大雪渓三号雪渓出合付近に無数のクレバスが確認されています。
また、大雨の影響により、三号雪渓土砂流出デブリ付近のシュルンドから水が噴き出し、雪渓を融かしながら白馬尻の上方(大雪渓ケルン付近)まで流れました。下記写真右側、グレーに変色しているの部分が水流の跡です。
なお、二号雪渓にも崩落跡があり融雪と共に堆積した岩塊が動く可能性があります。
以上のことから何時にも増して危険度が高いことから、通行禁止区間には絶対に立ち入らないようお願い致します。
詳細はこちらよりご確認ください。